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【2026年版】A50 Xが出た今、あえて「Logicool G PRO X 2」を選ぶ理由。50mmグラフェンドライバーはまだ「最強」なのか?

※本記事はプロモーションを含みます

徹底比較

1. はじめに:A50 Xが出た今、なぜPRO X 2なのか

こんにちは、Neoterosのやさいです。ゲーミングデバイス選び、楽しんでいますか?

今回は、前回の「Razer Naga V2 HyperSpeed」のレビュー記事でちらっと触れた、私の相棒ヘッドセットLogicool G PRO X 2 LIGHTSPEED(以下、PRO X 2)をじっくりレビューします。

実はAmazonの購入履歴を遡ってみたところ、私がこれを買ったのは2024年2月9日でした。 発売当時は「最新かつ最高価格帯の最強デバイス」でしたが、あれから時は流れ2026年。 次々と新しいヘッドセットが登場する中で、「なぜ今、あえてPRO X 2なのか?」

結論:PCゲーマーならこれが頂点

最新のAstro A50 Xなどが登場しても、「純粋なPC競技用性能」において、PRO X 2は今でもLogicool Gラインナップの頂点です。
「50mmグラフェンドライバー」の物理的な優位性は、最新機種すら凌駕しています。

今回は、2年間酷使してきた実機を見ながら、その理由を語り尽くします。

2. ライバル「Astro A50 X」との決定的な違い

現在、最大の比較対象となるのは「ASTRO A50 X」などのA50シリーズでしょう。 しかし、この2つは目指す方向性が全く異なります。

項目 Astro A50 X PRO X 2 (本機)
ターゲット CS機・PC複数持ち PCゲーマー特化
接続方式 ベースステーション (HDMI) USBドングル (シンプル)
ドライバー 40mm グラフェン 50mm グラフェン (大口径)
価格 高い (約5万円) コスパ良 (約3万円)

PCゲーマーに「ベースステーション」は不要

A50 Xの売りは、PS5やXboxを切り替える「HDMIパススルー」機能(PLAYSYNC)です。 しかし、PCゲーマーにとって、デスクを占領する巨大なベースステーションや太いHDMIケーブルは「不要な代物」です。

PRO X 2なら、小さなUSBドングルをPCに挿すだけ。この「挿せば使える」シンプルさと機動性こそが、PCゲーマーにとっての正義なんです。

3. なぜ「50mmグラフェン」が最強なのか(物理で殴る音質論)

ゲーマーにとって命とも言える「音質」。 実は、最新のA50 Xよりも、PRO X 2の方が「ドライバー(スピーカー)の口径」が大きいという事実をご存知でしょうか?

物理の法則:「スピーカーはデカい方が、音に余裕が出る」

PRO X 2を最強たらしめているのは、この「50mm PRO-G GRAPHENE ドライバー」です。

ドライバーの直径が10mm違うということは、振動板の表面積で約1.5倍もの差(25π vs 16π)が生まれます。 表面積が大きいほど、同じ音圧を出すための振幅が小さくて済むため、歪みが減り、余裕のある音が出せます。特に爆発音や環境音の重厚さにおいて、物理的に有利なのは間違いなく50mmです。

グラフェン素材が生む「静寂」

また、素材に使われている「グラフェン」は、驚異的な軽さと剛性を持っています。 これにより、音が鳴った瞬間の立ち上がりが速いのはもちろん、音が止まるべき瞬間に「ピタッ」と止まることができます。

🎧 実際の聞こえ方

FPS(BF6 / Marvel Rivals):
銃声が止んだ瞬間の「静寂」が正確に再現されるため、その直後の微かな足音が埋もれずに聞こえます。

FF14(祖堅サウンド):
激しいロック調のBGMの中でも、ボスの詠唱音やSEが分離して聞こえます。音が団子にならず、「BGMを楽しみながらギミック処理ができる」という最高の体験ができます。

4. 今買っても大丈夫? 製品寿命の分析

「でも、もう発売から時間が経ってるし…」と心配な方へ。 Logicool Gのヘッドセット開発史を紐解くと、PROシリーズの刷新サイクルは年々長期化しています。

  • 2019年7月: 初代 PRO X (有線)
  • 2020年7月: PRO X Wireless
  • 2023年5月: PRO X 2 LIGHTSPEED
  • 2026年現在: 次期モデル(PRO X 3)の噂なし

このタイムラインを見ると、次が出るのは早くとも2026年後半以降。PRO X 2は依然として「現行の主力機」です。 スマホのように1年で陳腐化する製品とは違い、ハイエンドオーディオ技術は一度確立されると数年は業界標準として機能し続けます。したがって、今買ったとしても数年は最前線で戦える合理的な判断だと言えます。

5. PRO X 2 実機レビュー:2年使って分かった「相棒」たる所以

ここからは、実際に私が2年間酷使してきた実機を見ながら解説していきます。(汚れや傷はご愛嬌ということで!)

コアゲーマーの心をくすぐる外観

Logicool G PRO X 2 外観
Logicool G PRO X 2 イヤーカップ

黒で統一されたデザインは、シンプルながら高級感があります。 プラスチック感の強い下位モデルと比べると、スチールとアルミを多用したビルドクオリティの高さは所有欲を満たしてくれます。

【緊急】PCパーツの価格高騰が始まっています

2026年3月現在、MSIをはじめとする大手メーカーがマザーボードやグラフィックボードなどのPCパーツの大幅な値上げを発表しました。部材高騰の影響が直撃しており、今後は他メーカーやBTOパソコン本体の価格にも波及することが確実視されています。
PCの買い替えを検討している方は、本格的な値上げラッシュが来る前の「今のうち」に確保しておくことを強くおすすめします。

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直感的で無駄のない操作系

ボタン類は左耳側に集約されており、手探りでも直感的に操作できます。

Logicool G PRO X 2 操作ボタン

  • 電源(青): スライド式で誤操作なし。
  • 音量(オレンジ): 親指でくるくる回すだけ。Windows音量と連動。
  • ミュート(紫): 物理ボタンで安心。赤色が見えている時はミュート。
  • 接続切替(ピンク): ドングルとBluetoothの切り替え。

LIGHTSPEEDの接続安定性は「異常」

Logicool独自の「LIGHTSPEEDワイヤレス」ですが、この安定性は凄まじいです。 体感で言うと「アパートの部屋を出て、廊下の自販機まで買いに行っても音が途切れない」レベルです。

洗い物や洗濯などの家事をしながらラジオ感覚で動画を聞いたりしても全く問題なし。 そして肝心の遅延ですが、全く感じられません。Razer Nagaの記事でも触れましたが、初めて本格的に触る無線デバイスがこれで本当に良かったです。

頭が大きくても安心!驚異の装着感とイヤーパッドの頑丈さ

個人的に他のヘッドセットより優れていると感じるのが「柔軟性」です。 私は頭がかなり大きい方なのですが、PRO X 2はすっぽりと収まり、ヘッドセットをつけているのを忘れてしまうほどです。

Logicool G PRO X 2 装着感

伸縮性
ここまで伸びます

以前使っていたSteelSeriesのArctis 5も装着感は良かったですが、PRO X 2は「締め付け感」が一切ないことに驚かされました。 アルミニウム素材とスチールフレームを使用していて、回転する丈夫なヒンジとソフトなメモリーフォーム製イヤーパッドで、どんな角度でも快適にプレイできます。

プレイもさながらなのですが、私はたまに吐き気が襲ってきてしまうことがあり、横になりたいときがあります。 ベッドに横になるときでさえ、頭と耳に寄り添ってくれます。その装着感と頑丈さで「痛い」と感じたことはないですし、イヤーパッドが潰れそうなどと心配することはありません。それで2年酷使して全く問題ないのですから。

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ソフトウェア機能(サラウンド・EQ)

私がPRO X 2を選んだ理由の一つが、専用ソフト「G HUB」の優秀さです。

▼ 7.1ch 疑似サラウンド チェックを入れるだけで、空間オーディオが有効になります。映画やRPGでの没入感が段違いです。

G HUB サラウンド設定

▼ 神機能:EQプリセットのダウンロード 「イコライザー設定なんて分からない」という人も安心してください。 G HUBには他のユーザーが投稿した設定があり、「PRO X 2 APEX」などで検索してダウンロードするだけで、プロの設定をそのままコピーできます。

G HUB イコライザー設定

唯一の弱点? マイクについての本音

公正な比較として、マイク性能にも触れておきます。 最新のAstro A50 Xは高帯域幅(48kHz)のマイクを搭載していますが、PRO X 2は16kHz帯域です。スペック上は劣っています。

⚠️ マイク音質は「ヘッドセットなり」 「Blue VO!CE」機能で補正できますが、Discordなどで聞くと「あ、この人ヘッドセットのマイクだな」と分かってしまう音質です。

しかし、私はこう考えています。 「ゲーマーはヘッドセットのマイクにそこまで性能を求めているのか?」と。 結局のところ、ヘッドセットのマイクには限界があります。

もし高音質でコミュニケーションを取りたいなら、音を聞くのは「PRO X 2」、音を入れるのは「単体のコンデンサーマイク」を用意するのが正解です。 PRO X 2は「出力」に全振りしたデバイスです。入力は別で補うことで、出力入力ともに最強の布陣が出来上がると私は結論づけています。

6. まとめ:賢い選択肢としてのPRO X 2

最新機能てんこ盛りの新製品も魅力的ですが、「PCでゲームをする」という一点において、PRO X 2以上の選択肢は2026年の今でも存在しないと私は思います。

  • 50mmグラフェンの圧倒的な音質
  • 50時間持続するバッテリー
  • 頭の大きい私でも快適な装着感
  • 2年使っても壊れない堅牢性

価格も発売当初よりこなれてきた今こそ、この「完成された名機」を手に入れる絶好のチャンスです。 迷っているPCゲーマーの皆さん、自信を持っておすすめします。


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