こんにちは、やさいです。先日リリースされたPC版DEATH STRANDING 2: ON THE BEACHですが、素晴らしい最適化の一方で、スタッター(カクつき)の頻発が報告されています。
僕の環境でも悩まされていましたが、色々と検証した結果、ついに**スタッターを完全に解消する手順**を発見しました!
Nixxes Softwareの手掛けるDecimaエンジンの移植は総じて高品質で、素晴らしい最適化を誇ります。しかしその一方で、国内外のフォーラムでは「移動中やカットシーンで突然フレームレートが低下する」「カメラを動かすとマイクロスタッター(微細なカクつき)が発生する」という報告が相次いでいました。
本記事では、僕自身の環境(Ryzen 7 7700 / RTX 5070)で実際にスタッターを撲滅できた「根本的な解決策(BIOS設定含む)」と、ゲーム内の具体的な設定手順を分かりやすく解説します。
- 【根本解決1】BIOSでPCIeの動作モードを「Gen 4」に固定する(RTX 5000番台ユーザー必見!)
- 【根本解決2】ディテールレベル(LOD)を「最高」から「高」へ落とす
- カットシーンとシーン遷移時のマイクロスタッター解決法
- その他:PC設定・ハードウェア起因のスタッター解消法
- まとめ:スタッターを無くして快適な配達を
【根本解決1】BIOSでPCIeの動作モードを「Gen 4」に固定する(RTX 5000番台ユーザー必見!)
実は、今回僕の環境で最も劇的な効果があった根本的な解決策がこれです。
最新のRTX 5070や5070Tiを使用している場合、マザーボードのPCIe接続が「Auto(自動認識)」になっていると、内部的に「5.0 @ 4.0」のような挙動となり、これが原因で2025年〜2026年にかけてスタッター(カクつき)やフリーズを引き起こすという不具合が多く報告されています。
これを手動で「Gen 4」に固定することで、見違えるように挙動が安定します。
■ 設定手順 1. PCを再起動し、起動画面で「Delete」キーや「F2」キーを連打してBIOS (UEFI) 設定画面に入ります。
2. PCIe Slot Configuration などの項目を探し、[Auto] や [Gen 5] になっている箇所を、明示的に [Gen 4] (または Gen 4.0) へ変更して保存・再起動します。
💡 Ryzen環境(ASRock AM5マザーボード)の場合の探し方 設定場所が少し奥まった階層にある場合があります。以下のルートを探してみてください。
「アドバンスド」タブ > 「AMD PBS」 > 「PCIe x16 Bus Link Speed」 (またはそれに近い名称)
ここを「Auto」から「Gen4」に変更すればOKです!
※「Gen 5からGen 4に落としたら性能が下がるのでは?」と不安に思うかもしれませんが、実際のゲームにおける性能低下は1%未満ですので、まったく気にする必要はありません。安心してください。
【根本解決2】ディテールレベル(LOD)を「最高」から「高」へ落とす
3月27日に最新パッチの「Ver.1.1.53」が配信されましたが、残念ながらそれだけではサムの移動時やスナイパーライフルを覗き込んだ際のスタッターは完全には修正されませんでした。
BIOSの設定に加えてゲーム内で必ずやっておきたいのが、「ディテールレベル(Level of Detail)」の設定を「最高」から「高」に下げることです。
これにより、VRAMやPCIeバスへの瞬間的なアセット読み込みの負荷がスッと抜け、移動時のカクつきが劇的に緩和されます。見た目の違いはプレイ中ほぼ分からないレベルなので、非常におすすめの暫定対策です。
カットシーンとシーン遷移時のマイクロスタッター解決法
「通常の移動や戦闘は滑らかなのに、カットシーンに入ったり、スナイパーライフルでスコープを覗き込んだりした瞬間にカクつく」という現象が多数報告されていますね。
これは主に フレーム生成(Frame Generation)機能とゲーム仕様の競合が原因なわけです。
本作のインエンジンカットシーンは仕様上「60FPS」にロックされています。そのため、NVIDIA DLSSなどのフレーム生成をオンにして100FPS以上で動作させていると、カットシーンに切り替わった瞬間にフレームのタイミングが狂い、強烈なスタッターが発生してしまうわけです。
僕のRTX 5070環境でもフレーム生成を切ってもFPSは全然落ちないので、いったんフレーム生成はオフにしてみてください。読者の皆さんも、せっかくのRTX 5000番台ですから、どうしても使いたいというのはわかりますw
そして実際にPicoとDLSSでゲームをプレイしたのですが、画質の違いはほぼ感じられませんでした。なので、ここはシンプルにご自身の環境でスタッターが軽減される方のアップスケーリング方法を選んでください。
その他:PC設定・ハードウェア起因のスタッター解消法
ゲーム内設定だけでなく、PC環境自体の設定がDecimaエンジンの足を引っ張っているケースがあります。以下の点も見直してみてください。
1. バックグラウンドオーバーレイの完全無効化
Steamオーバーレイ、Discord、GeForce Experienceなどのサードパーティ製オーバーレイ機能が、ゲームの改ざん防止プログラムと競合し、深刻なスタッターやUIの遅延を引き起こすことが判明しています。
Steamのプロパティから「ゲーム中にSteamオーバーレイを有効にする」のチェックを外し、その他の常駐アプリも可能な限りオフにしてください。
2. VRAM枯渇を防ぐ設定の微調整
特に重い「ボリュメトリックフォグ」を中〜低に下げることと、「スクリーンスペースリフレクション」を一段階下げることで、視覚的な美しさを損なわずに大幅なGPUオーバーヘッドの削減が可能です。
3. DDUとHotfixドライバの導入(最終手段)
DDUというグラボドライバを完全削除するソフトを使い、最新のHotfix版(596.02など)をクリーンインストールするのも手です。
GeForce Hotfix Display Driver version 596.02
僕はさきほどこの596.02を入れた上で検証を行いましたが、やはり一番効果があったのは前述の「BIOSのGen 4固定」と「ディテールレベルの引き下げ」でした。
まとめ:スタッターを無くして快適な配達を
PC版『DEATH STRANDING 2』のカクつきは、PCスペックの不足というよりも「エンジン固有の仕様」や「最新機能(フレーム生成やPCIe Auto認識)との噛み合わせ」によって引き起こされているケースがほとんどです。
まずは「BIOSでPCIeをGen4に固定する」「ディテールレベルを高に下げる」「Steamオーバーレイを切る」「カットシーンでカクつくならフレーム生成をオフにする」の4点を徹底してみてください。
これだけで、Nixxes Softwareが手掛けた2026年最高峰のグラフィックを心ゆくまで堪能できるようになります。Nixxesは修正パッチが早いかつ多めに配信してくれるので、数週間以内には公式側でのさらなる最適化パッチが配信されるかも知れません。期待を込めて待ちましょう。
最高の環境を整えて、また広大な世界へ配達に出かけましょう!どこかでストランドしましょうね!
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