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最新ゲームの深掘りと攻略。ウルトラワイド環境で綴るPCゲームマガジン。

【モンハンワイルズ】PC版が重い・カクつく時の推奨グラフィック設定!スペック別の最適解

※本記事はプロモーションを含みます

推奨グラフィック設定

ついに2026年2月、シリーズ最新作『Monster Hunter Wilds』の最終大規模アップデート(Ver. 1.041)が配信されました。

発売初期は広大なオープンワールド化の弊害で、特にVRAM 8GB以下のGPU環境では視点を動かすだけで深刻なスタッタリング(カクつき)が生じる最適化不足の状態で、海外メディアからも厳しい評価を下されていました。ですが、実際に最新バージョンを動かしてみた結果を先に言えば、今回は劇的にマシになっています。

カプコンが3段階にわたる大規模な最適化ロードマップを展開し、システムレベルでの抜本的な改修を実行したからです。 1月のパッチでは、拠点内でCPUリソースを極度に圧迫していた「DLCチェックバグ」が修正され、最大25.6%もフレームレートが向上しました。さらに高解像度テクスチャパックの大規模な圧縮見直しにより、ファイルサイズが約76GBから31GBへと激減しています。そして今回のVer. 1.041でついに3Dモデルへの「LOD(詳細度)」が本格導入され、GPUの負荷が劇的に低下しました。

とはいえ、初期設定のままプレイするのは正直微妙です。 今回は、海外メディアの広範なベンチマークテストの検証データも交えつつ、忖度なしの「全60項目・3段階のハードウェア別グラフィック推奨設定」を徹底解説していきます。

【悲報】PS5のさらなる大幅値上げと、PCパーツ高騰の波

「PS5版が羨ましい」と書きましたが、つい先日(2026年3月27日)、PS5本体のさらなる大幅値上げが発表されました。
4月2日以降、通常版のPS5はなんと97,980円(ほぼ10万円!)、PS5 Proに至っては137,980円という衝撃的な価格になります。正直、この価格ならPCを買ったほうが良いと言い切れます
この金額をPS5に払うなら、最初からDLSS、フレーム生成、多用途に使えるゲーミングPCを買ったほうが圧倒的にコスパが良い時代になったと断言できます。

ただし、PCパーツ界隈でもMSIをはじめとする大手メーカーが30%を超える大幅な値上げを発表しており、今後はBTOパソコン本体への価格波及が確実視されています。PCへの移行を考えている方は、本格的な値上げラッシュが来る前の「今のうち」に確保することを強くおすすめします。

PS5に10万円出すなら、あと少し予算を足して「一生モノ」の高品質なPC環境を整えませんか?
現在、BTOの品質に定評がある「サイコム」では、PC本体が最大3万円引きとなる『春の新生活応援キャンペーン2026』(4月13日まで)を開催中。パーツ高騰が本格化する前に、VRAM 12GB以上の高性能PCをお得に手に入れる最大のチャンスです。

VRAM容量とベースFPSが明暗を分ける設計

今作のグラフィック設定で一番厄介なのが「VRAMの消費量」と「ボリュメトリックフォグ」の重さです。 目安としてはこんな感じです。

  • VRAM 8GB以下(RTX 3060 Ti, 4060等): テクスチャ品質は「中」一択です。これ以上上げるとVRAMがあふれてスタッター地獄に陥ります。
  • VRAM 10GB以上: テクスチャ品質「高」が安定します。

また、AIが中間フレームを生成する「フレーム生成(Frame Gen)」機能は強力ですが、ベースフレームレートが40 FPSを超えている場合のみ有効化してください。ベースFPSが低い状態でオンにすると、UI周辺にノイズが発生し、入力遅延が著しく悪化してアクションゲームとして破綻します。

防具の質感
防具の質感

1. ローレンジ向け・推奨設定(VRAM 8GB以下 / RTX 3060 Ti, 4060等)

VRAM容量とCPUの限界を考慮し、見た目の劣化を最小限に抑えつつ60FPSの安定を目指す設定です。

【DISPLAYタブ】(全13項目)

出力ディスプレイ設定ご利用のモニター※環境に合わせて選択
スクリーンモード設定ボーダレスウィンドウ※クラッシュ回避と安定化のため
解像度の設定ネイティブ解像度※後でアップスケーリングするため下げない
アスペクト比の設定モニターに合わせて設定
ウルトラワイド時のUI位置補正100※お好みで調整
フレームレート60※GPU100%時のブレ(カクつき)を抑制
フレームレートの無制限設定OFF※安定性重視のため上限を固定する
カットシーンのフレームレートOFF※ゲームプレイ本編と合わせる
非アクティブ時のフレームレートOFF※バックグラウンド時の負荷軽減
HDR出力設定自動的に有効 / OFF※モニター環境に依存
画面の明るさ調整任意
垂直同期無効※入力遅延の主要因になるため必ずオフ
NVIDIA Reflex 低遅延モード有効※入力遅延削減のため必ず有効化

【CPUタブ】(全9項目)

アニメーションの品質※マルチプレイ乱戦時のCPUスパイクを緩和
エフェクト表現※エフェクト交錯時のドローコールを抑制
キャラクターのフェイシャル表現標準※パフォーマンスへの影響は軽微
水濡れ表現の設定無効※CPU・GPU双方の負荷を下げるため
モンスターのフレームスキップ設定ON※遠くのオブジェクトの演算を間引きCPU負荷を軽減
編纂者のフレームスキップ設定ON※同上
小型モンスターの描画品質※乱戦時の安定性確保
環境生物の表示数軽減※自律AIトラッキングによるCPU負荷を大きく削減
背景装飾の揺れの品質軽減※ベースの処理を軽くするための安全策

【GRAPHICSタブ】(全38項目)

グラフィックプリセットカスタム
カットシーン用プリセット標準
アップスケーリング(超解像技術)DLSS / FSR 3 / XeSS※ご自身のGPUに合わせて選択
フレーム生成OFF※ベースが40FPS未満では入力遅延が悪化するため非推奨
アップスケーリングモードクオリティ※1080p環境では内部解像度を下げすぎないよう強く推奨
アップスケールシャープネス0.50※お好みで調整
アンチエイリアスOFF※アップスケーラーと処理が重複し画面がぼやけるため絶対オフ
レンダリングスケール100※超解像技術使用時は基本100で固定
レイトレーシングOFF※負荷が極めて高いため全環境でオフ推奨
テクスチャ品質中 (必須)※VRAM 8GB以下でのスタッター地獄を完全に防ぐ
テクスチャフィルタリング品質
メッシュ品質
毛皮の描画品質※カメラ接近時の著しいフレームドロップ防止のため
空・雲の描画品質
草木の描画品質
草木の揺れ設定ON※揺れ自体の演算負荷は軽微なため没入感優先
草木の表示密度
草木や雪への衝突判定OFF
風の流体シミュレーション品質
地面の描画品質
砂・雪などの描画品質
水の流体エフェクトの設定無効※緋色の森などでのFPS低下を劇的に防ぐ
画面の揺らぎ表現の設定無効
カリング距離の設定
影の描画品質※VRAMと演算能力が逼迫している場合はLow推奨
遠景の影の描画品質※没入感に影響しにくくFPSを大幅に稼げる
物体の影を表示する距離範囲※影の計算距離を短くして負荷を大幅軽減
環境光の描画品質
コンタクトシャドウOFF
アンビエントオクルージョン※オフはのっぺりするためMedium推奨
ブルームOFF
モーションブラーOFF※視認性を高めるためオフ推奨
ビネット効果OFF※同じく視覚的ノイズを減らすため
スクリーンスペースリフレクションOFF
SSSSキャッタリングOFF
被写界深度OFF※お好みだがオフで視認性向上
ボリュームフォグ最低 (最重要)※最も重い設定。下げるとFPSが劇的に改善
可変レートシェーディングOFF※アップスケーリング使用時は変更不可・OFF推奨

水面とボリュームメトリックフォグ
水面とボリュームメトリックフォグ

2. ミドルレンジ向け・推奨設定(VRAM 10GB〜12GB / 安定60〜90FPS狙い)

GPUとCPUに多少の余裕があるミドル環境向け。1440pでの快適な狩猟体験をベースにしています。

【DISPLAYタブ】(全13項目)

出力ディスプレイ設定ご利用のモニター
スクリーンモード設定ボーダレスウィンドウ
解像度の設定ネイティブ解像度 (1440p等)
アスペクト比の設定モニターに合わせて設定
ウルトラワイド時のUI位置補正100
フレームレート160 または 無制限
フレームレートの無制限設定OFF または ON※G-Sync等を使用する場合ON
カットシーンのフレームレートOFF
非アクティブ時のフレームレートOFF
HDR出力設定自動的に有効 / OFF
画面の明るさ調整任意
垂直同期無効
NVIDIA Reflex 低遅延モード有効

【CPUタブ】(全9項目)

アニメーションの品質標準
エフェクト表現標準
キャラクターのフェイシャル表現標準
水濡れ表現の設定有効
モンスターのフレームスキップ設定OFF※余裕があるため滑らかさ優先
編纂者のフレームスキップ設定OFF
小型モンスターの描画品質標準
環境生物の表示数軽減※ミドル帯でも自律AIトラッキング負荷は削るべき
背景装飾の揺れの品質標準

【GRAPHICSタブ】(全38項目)

グラフィックプリセットカスタム
カットシーン用プリセット最高
アップスケーリング(超解像技術)DLSS / FSR 3 / XeSS
フレーム生成ON※ベースFPSが40以上確保できる前提
アップスケーリングモードバランス※1440p環境でのパフォーマンスと画質の最適解
アップスケールシャープネス0.50
アンチエイリアスOFF
レンダリングスケール100
レイトレーシングOFF
テクスチャ品質※VRAM 10GB以上なら高解像度テクスチャの恩恵を受け安定
テクスチャフィルタリング品質
メッシュ品質
毛皮の描画品質※ミドルでもカメラ接近時のドロップは起きるため低推奨
空・雲の描画品質
草木の描画品質
草木の揺れ設定ON
草木の表示密度
草木や雪への衝突判定ON
風の流体シミュレーション品質
地面の描画品質
砂・雪などの描画品質
水の流体エフェクトの設定無効※水場エリアでのFPS低下予防
画面の揺らぎ表現の設定有効
カリング距離の設定
影の描画品質※パフォーマンスと視覚的安定性のスイートスポット
遠景の影の描画品質
物体の影を表示する距離範囲近 または 中
環境光の描画品質
コンタクトシャドウON
アンビエントオクルージョン
ブルームON
モーションブラーOFF
ビネット効果OFF
スクリーンスペースリフレクションON
SSSSキャッタリングON
被写界深度OFF
ボリュームフォグ※High以上は画面が灰色化し濁るためLowを強く推奨
可変レートシェーディングOFF

ケラトノスの群れ
ケラトノスの群れ

3. ハイエンド向け・推奨設定(RTX 4080 Super / 4090 / 5000番台等)

暴力的なレンダリング能力を持つハイエンドGPU向け。アップスケーリングを賢く利用し、4Kでの最高体験を目指します。

【DISPLAYタブ】(全13項目)

出力ディスプレイ設定ご利用のモニター
スクリーンモード設定ボーダレスウィンドウ
解像度の設定ネイティブ解像度 (4K等)
アスペクト比の設定モニターに合わせて設定
ウルトラワイド時のUI位置補正100
フレームレート160 または 無制限
フレームレートの無制限設定ON
カットシーンのフレームレートOFF
非アクティブ時のフレームレートOFF
HDR出力設定自動的に有効
画面の明るさ調整任意
垂直同期無効
NVIDIA Reflex 低遅延モード有効

【CPUタブ】(全9項目)

アニメーションの品質標準
エフェクト表現標準
キャラクターのフェイシャル表現標準
水濡れ表現の設定有効
モンスターのフレームスキップ設定OFF
編纂者のフレームスキップ設定OFF
小型モンスターの描画品質標準
環境生物の表示数軽減※ケラトノスの群れ周辺などのCPU負荷を確実に軽減するため
背景装飾の揺れの品質標準

【GRAPHICSタブ】(全38項目)

グラフィックプリセットカスタム
カットシーン用プリセット最高
アップスケーリング(超解像技術)DLSS
フレーム生成ON
アップスケーリングモードバランス※4K環境での最適解
アップスケールシャープネス0.50
アンチエイリアスOFF
レンダリングスケール100
レイトレーシングOFF または 高※余力があればオンでも可だが基本はOFF推奨
テクスチャ品質最高 または 高※VRAMに極めて余裕がある場合のみ最高
テクスチャフィルタリング品質最高 (ANISO x16)
メッシュ品質
毛皮の描画品質低 または 中※最高設定は見栄えは良いが著しいドロップを引き起こすため安全策
空・雲の描画品質最高
草木の描画品質
草木の揺れ設定ON
草木の表示密度
草木や雪への衝突判定ON
風の流体シミュレーション品質
地面の描画品質
砂・雪などの描画品質最高
水の流体エフェクトの設定有効※GPUに余力があるためオン
画面の揺らぎ表現の設定有効
カリング距離の設定最高
影の描画品質中 または 高※最高設定は演算能力を過剰に消費するためスイートスポットの中推奨
遠景の影の描画品質※余力があっても遠景は下げてFPSを稼ぐのが無難
物体の影を表示する距離範囲遠 または 中
環境光の描画品質
コンタクトシャドウON
アンビエントオクルージョン※高設定は重いサンプリング処理の割に視覚的向上が乏しいため避ける
ブルーム
モーションブラーOFF
ビネット効果ON または OFF※お好みで
スクリーンスペースリフレクションON
SSSSキャッタリングON
被写界深度ON
ボリュームフォグ※最強GPUでもHighは15〜20%の低下を招くためLow(低)を強く推奨
可変レートシェーディングOFF