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最新ゲームの深掘りと攻略。ウルトラワイド環境で綴るPCゲームマガジン。

【RTX 5070検証】ウルトラワイドは重い?WQHDとUWQHDでFPS5タイトルのフレームレートを比較

※本記事はプロモーションを含みます

ウルトラワイド検証

こんにちは、やさいです。

ウルトラワイドは重い?【WQHD(2560×1440)】vs 【UWQHD(3440×1440)】でFPS”5タイトル”のフレームレートを比較

ウルトラワイドモニター(3440×1440)の圧倒的な視界の広さは、競技FPSにおいて明確な優位性を発揮してくれますよね。でも、解像度が横に広がる分、描画コストは約1.34倍に跳ね上がるため、「ウルトラワイドって重いんじゃないの?」と導入をためらっている方も多いと思います。


そこで今回は、Ryzen 7 7700とRTX 5070(メモリ32GB)を搭載したPC環境で、人気のFPS5タイトルを用いて実測検証を行いました。サブモニターのWQHD(2560×1440)を使って正確に計測・比較していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。


実は、タイトルによっては「ウルトラワイドの方がなぜかパフォーマンスが高い」という面白い結果も出ていますよ。

タイトル別・パフォーマンス実測結果と分析

今回検証したFPSは以下の5タイトルです。

  • Marathon
  • Marvel Rivals
  • Battlefield 6
  • THE FINALS
  • Overwatch 2

どのタイトルも「できる限りグラフィックは犠牲にせず、重い項目だけを落とす」という方向性で設定しています。まずは、5タイルの結果をまとめたマスターグラフをご覧ください。

Pythonグラフ

Marathon

当ブログの別記事「Marathonのおすすめグラフィック設定」で紹介した最高設定を適用しています。

www.yasaibt.com

まず、FPS計測の前に、ウルトラワイド(UWQHD)と通常のワイド(WQHD)で、どれくらい視界(FOV)に差が出るかをご覧ください。

【WQHD】 16:9 の視界

Marathon WQHD視界

【UWQHD】 21:9 の視界

Marathon UWQHD視界

(※画像をクリックすると拡大します)

一目瞭然ですね。UWQHDは横方向の描画範囲が圧倒的に広く、WQHDでは映っていなかった左右の状況までしっかりと確認できます。この視覚情報の多さは、索敵や立ち回りにおいて強力なアドバンテージになります。

Marathon
Marathon

平均FPSの差はわずか約4%減と、ほぼ誤差レベルに収まりました。UWQHDによる視野の広がりというメリットが圧倒的すぎるため、Marathonに関しては「UWQHDでのプレイが正解」と言い切れる結果ですね。

Marvel Rivals

競技向けにカスタマイズ(モデル/テクスチャは「最高」、後処理/シャドウ/VFX/植生は「低」)しています。

Marvel Rivalsグラフ
こちらは順等に負荷が増え、平均FPSが約25%低下しています。160Hzのモニター性能をフルに活かすなら、設定のさらなる見直しやDLSSの活用が必要になってきますね。

Battlefield 6 & THE FINALS

Battlefield 6は、テクスチャ/地形を「高」、エフェクト/ボリュメトリックを「低」にし、DLSS(パフォーマンス)とNVIDIA Reflexを有効にしています。
THE FINALSは、RTXグローバルイルミネーションを「ダイナミック・エピック」、その他をほぼ「エピック」に設定し、DLSS(バランス)とNVIDIA Reflex(ON+ブースト)を有効にしています。

BF6グラフ
THE FINALSグラフ

この2タイトルでは、なんとUWQHDの方が平均FPS・1% Lowともに高くなる逆転現象が発生しました。ウルトラワイドの広い視界でも、RTX 5070のパワーがあればカクつきを抑えて極めて安定して戦えることが分かりますね。

Overwatch

モデルやエフェクト等を「ウルトラ」にし、DLSS(バランス)とNVIDIA Reflex(有効+ブースト)を適用しています。

Overwatch

平均FPSはセオリー通り約10%低下したものの、1% LowはUWQHD(168fps)の方が、WQHD(57fps)よりも圧倒的に安定するという結果になりました。

1% Lowから見るUWQHDの圧倒的な安定性と、実際のプレイ感

今回の検証で分かったのは、解像度が上がれば単純に重くなるわけではなく、タイトルごとに結果が異なるということです。そして全体を通して、「RTX 5070とUWQHDの組み合わせは、カクつき(1% Lowの落ち込み)が少なく非常に安定する」という、競技FPSにおいて心強い実証データが得られました。

平均FPSがいくら高くても、この「1% Low」の数値が低いと、エフェクトが重なる瞬間や急激な視点移動の際に画面が一瞬停止するようなカクつきが生じてしまいます。これはエイムのズレや判断の遅れといった致命的なミスに直結しますよね。
その点、1% Lowが安定しているUWQHD環境は、乱戦時でも極めて安定した戦闘を行えるため、デバイス起因による撃ち負けのリスクを減らしてくれます。

筆者の実際の体感と、タイトルごとの注意点

データだけでは見えない、実際のプレイフィールについても触れておきますね。

実際のプレイで圧倒的にカクつきを感じたのは『Battlefield 6』でした。敵と接敵した時や、コンクエストで陣地の奪い合いをしている人が多い場面でカクつきを感じます。「ゲームにならない」レベルではないですが、BF6の運営も「隠れたはずなのにキルされる」といったサーバー起因の問題を重く受け止めているようです。直近のシーズン2開始アップデートで少し修正が入りましたが、3月17日のパッチ1.2.2.0でさらなる対策が講じられるとのことなので期待したいですね。

BF6は超重量級タイトルでRTX5070でも重いシーンがあります。
RTX5000番台を積めば「フレーム生成×4」を使うことが出来、FPSを跳ね上げることが出来ます。
フレーム生成を使うと遅延がすごいんじゃないの?」と思うかも知れませんが、僕の体感だとあまり感じないです。
BF6は検証の通り安定性がないのでフレームレートを安定させて視認性を上げたほうが撃ち勝てると思っています。RTX5000シリーズならフレーム生成を使わずとも100FPSぐらいは出るので安心です。NVIDIA Reflexも有効化出来ますし。

逆に、全くカクつきと無縁だと感じるのは『Overwatch 』と『THE FINALS』です。
Overwatch は本当に安定しています。2016年の初代から長く運営されているタイトルだけあって、グラフィックが改善された今でも安定性が段違いです。
ただ、一つだけ注意点があります。グラフィック設定に「DirectX 11」と「DirectX 12(ベータ)」がありますが、必ず「DirectX 11」のままにしておくことを推奨します。DX12の方がFPSが出そうに見えますが、ベータとある通り不安定で、接敵時にかなりの頻度でカクつきが発生してしまいます。

『THE FINALS』も、Battlefieldを凌ぐほどの素晴らしい破壊表現を持ちながら、信じられないほど安定しています。直近のアップデートで破壊表現の最適化が行われ、さらに軽くなりました。 開発元のEmbarkスタジオは現在流行中の『ARC Raiders』も手掛けており、THE FINALSで培われた天才的な最適化技術が新作でもしっかり評価されている証拠ですね。

総評:WQHDからUWQHDへ移行すべき人は?

結論として、ウルトラワイドモニターの導入を検討している方には「安心してほしい」と伝えたいです。
特に現在WQHDを使っているプレイヤーさんは、FPS低下の心配をすることなくすんなり移行できると、今回のデータと私の体感から保証します。安定性のご心配は無用ですよ。

私が何よりも推したいのは、ウルトラワイドでしか得られない「没入感」です。
昨今のゲームはほぼウルトラワイドに対応していますし、特にPS5からの移植タイトルは「ウルトラワイド対応」を謳い文句にするケースが多いです。「PCに移植するからには対応は外せない」という開発陣の心意気を感じますよね。

3月20日には『紅の砂漠』や『DEATH STRANDING 2』といったビッグタイトルが登場します。特にDS2のトレーラーでは、ウルトラワイド対応の文字がしっかりと写っていました。2026年はまだまだAAAゲームが控えていますので、これを機にウルトラワイドモニターの購入を検討してみてはいかがでしょうか。

以下に、2026年3月現在「最強」と呼べるおすすめのウルトラワイドモニターと、プレイ環境をリフレッシュする定番アイテムを紹介しますね。ぜひチェックしてみてください。

LG UltraGear 34G630A-B

VAパネルを採用しつつ、脅威のリフレッシュレート240Hzと応答速度1msを実現したコスパ最強クラスの34インチウルトラワイドモニターです。1500Rの絶妙な曲面がFPSでの没入感をグッと高めてくれます。ウルトラワイドデビューに迷ったら、まずはこれを選んでおけば間違いありません。

Alienware AW3425DW

次世代の「QD-OLED(量子ドット有機EL)」パネルを搭載した、現行最強とも言えるウルトラワイドモニターです。240Hzの超高リフレッシュレートに加え、応答速度は驚異の0.03ms。有機ELならではの「完全な黒」と圧倒的な色彩表現で、ゲームの世界にそのまま入り込んだような究極の没入感が味わえます。

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